正月遊び
正月三が日に、年中行事やおなじみの正月遊びを行いました。
元日は、百人一首を行いました。そういえば、子どものころ、学校の課題で百人一首を覚えさせられたなという記憶が甦りました。しかし、中身はさっぱりと思い出せません。ご入居者の皆さまはどうだろうかと思いました。そうしたら、マイクを持った職員が朗々と上の句を読み始めたら、さっそく札を探し始めるご入居者の方もいらして驚きました。
2日は、書初めを行いました。お手本と半紙を前に、筆で見事に書かれていました。「何だかうまく書けない」とおっしゃり、書いては丸めてを繰り返すご入居者の方もいらっしゃいました。「春の七草」「福わらい」などのお手本を皆さまで取替っこしながら、書初めを楽しんでいらっしゃいました。子どものころも、書初めは1月2日で、字が上手になりますようにと「どんど焼き」で書初めを燃やしたなぁと思い出しました。
3日は、福笑いを行いました。ウェルケア伊豆高原の福笑いは、フェルト製です。手に持って両手で形を探りながらお下げ髪の顔にして完成です。「これは何かしら」と一つ一つ、まるで手に取った洋服が似合うかどうかを確かめているかのように、しっかりと確認して目や鼻などを置いていかれるので、皆さま出来栄えが良すぎでした。とんでもおかしな出来はありませんでしたが、昔ながらの正月遊びを懐かしまれたのか、始終、笑顔で楽しまれていらっしゃいました。