ウェルケア伊豆高原・収穫祭
11月7日に、収穫祭として焼き芋大会を開きました。火を起こしている時から、「楽しみ」とおっしゃられるご入居者の方もいらっしゃいました。今年も「うまく焼けてた」「おいしかった」と喜んでいただけました。
11月7日、収穫祭として焼き芋大会を開きました。今年は、サツマイモの植え付けが、天候不順のためできませんでした。毎年、「大きくて重たい」などとお話しながらしていた芋掘りもできませんでした。そこで、ウェルケア伊豆高原においしい食材を届けていただいている大和屋さんにお願いして、「紅あずま」を買いました。こちらのサツマイモは、皆様もご存知ですが、昔ながらのホクホクと甘い種類です。
ウェルケア伊豆高原での焼き芋には決まりごとがあります。それは、①水にぬらした新聞紙でお芋をくるんでからアルミホイルで包む。②落ち着いた炭火でじっくりゆっくり焼くです。焦げ焦げに焼けてしまうこともなければ、芯が残ることもなく、中までしっとりとした焼き芋になります。
さて、この日は、残念ながら、朝から小雨でしたので、玄関先の軒の下で芋を焼くことにしました。いつも通りに火を起こしていたところ、場所が場所だけに、ご入居者の方々の目に入りやすく、「何、お芋はここで焼くの」「楽しみ」などとお声がけいただきました。そして、午前中にお試しの焼き芋、ここまでは順調にうまくいきました。その後、少し早いおやつの時間に合わせるために正午を過ぎてから焼き始めました。しかし、例年より火力が弱かったのか、そろそろと思ってお芋を割ったところ、少し芯が残っていました。急きょ、炭を追加して焼き芋を一気に仕上げる一方で、食堂にお集まりいただいたご入居者の方々には、歌を歌っていただくなどして少しお待ちいただきました。予定より30分くらい遅れましたが、ご入居者の方にお出しする前に、味見ではなく検分した職員も「これはおいしそう」と言って、食堂に持っていきました。「これはホクホクしておいしい」などと嬉しそうに召し上がられていました。
今年は、焼き芋以外に、インターネットで見かけた「バームクーヘン」を試してみました。レシピや動画を見たところでは難しくなさそうでした。しかし、やってみたら、バームクーヘンのネタの柔らかさ、焼き目のつけ加減などとても難しかったです。それっぽくなるまでには、時間もかかるれば手間もかかりすぎてしまうので、30分程度で中断しました。それでも、できあがりを切ってみたら、何となくバームクーヘン、でも見た目は車麩に近いスイートができました。売られているバームクーヘンのようなしっとり感は少なかったのですが、味はちゃんとおいしかったです。中途半端な出来で、量も少なかったので、数名のご入居者の方にご試食いただいたところ、「これはおいしい」と喜んでいただけました。残りのネタで、焼き芋入りのケーキを焼いて、そちらは、食堂で一息入れてらしたご入居者の方々に召し上がっていただきました。
「毎年ご苦労様」というお声がけもいただき、「来年はサツマイモ作りもできるといいですね」と次の機会を期待しながら、楽しくお話しもできました。ご入居者の方々と一緒に過ごせて、スタッフもホクホクと心温まり、楽しく過ごさせていただきました。