ウェルケア伊豆高原

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ウェルケア伊豆高原・秋の運動会

10月10日に、運動会を開催いたしました。玉入れ、ボール送りゲーム、菓子食い競争を行いました。菓子食い競争では、手ではなくて、大きく口を開けてお菓子に食らいつくご入居者の方もいらっしゃいました。ご入居者の方々、競い合って称え合って、とても楽しまれていました。

 

10月10日に、ウェルケア伊豆高原の秋の運動会を開催いたしました。早朝に小雨が降りましたが、朝のうちに止んで、お昼前にはすっかり雲一つない秋空でした。学校の運動会にはお天気の心配がつきものですが、こちらは屋内運動会でしたから心配無用です。しかし、季節は秋。会場の外に広がる真っ青な空にご入居者の方々も、この日はとても気持ちよさそうでした。会場に集まられた方々には、順々に紅白鉢巻を巻いていただきました。「ハチマキなんて何年ぶりかしら」とおっしゃり、笑顔でとても嬉しそうに巻いていました。運動前の水分補給にヤクルトを飲んでいただき、選手宣誓。そして、運動会は始まりには準備体操、ウェルケアの準備体操といえば「365歩のマーチ」。この日も、ご入居者の方々と職員と一緒に元気いっぱい体操しました。

第一種目は、玉入れでした。紅組と白組のそれぞれの職員が背負った洗濯カゴに、紅白の玉を入れて競っていただきました。膝折り腰折りしてカゴの高さを変える職員に業を煮やしたのか、イスから立ち上がってカゴに玉を入れるご入居者の方もいらっしゃいました。それを目にした相手チームからは、あっちのチームには立ち上がっている人がいるとおっしゃってご自身も立ち上がって玉を入れ始めた方もいらっしゃいました。ルール無法は言いすぎですが、競うからには勝たねばと、闘志みなぎるご入居者の方も多かったようです。

第二種目は、ボール送りゲームでした。大きめのゴムボールを隣の人に送って1往復するのですが、お隣同士で役割が違っていました。カップを持って待ち構えてボールを送る人と、ボールをカップからカップへ移動させる人に分かれていました。これまでウェルケアのボール送りゲームと違うやり方に、ルール説明中に「もう少し説明して」とおっしゃる方もいらして、職員たちでデモンストレーションしてからゲームをスタートさせました。先ほどの玉入れとはまた違って、今度は、向かい合った相手チームのボールの動きも目に入ってきて、ちょっと難しいかもとおっしゃっていた方も、素早い動きでボールを送っていました。結果は、2回戦とも紅組が勝ちましたが、紅組のアンカーが白組よりも先にボールを高く上げると、子供の頃に戻られたように喜んでいらっしゃいました。

第三種目は、菓子食い競争でした。昭和の頃のパン食い競争は口でパンをくわえてものですが、お菓子を入れたチャック付き袋を吊り下げて手で取っていただきました。手で取ってとお伝えしても、「運動会だから、パン食い競争だから」とおっしゃって、口でくわえて運動会の雰囲気盛り上げて、また、ご自身でも味わって、皆様とても楽しく可笑しく参加されました。菓子食い競争には、職員も参加いたしました。紅組と白組に分かれて2人ずつ競走したのですが、あれっと。紅組の職員が一人足りないということで、急きょ、赤いネクタイをしていた職員がそれを鉢巻代わりに頭に巻いて飛び入り参加。ご入居者の方の中に「その姿は宴会かしら」とおっしゃっる方もいらして楽しんでいただけました。

さて、今年は紅組の圧勝でしたが、戦いの後は、ノーサイド。戦場となった会場に机を並べ、ご入居者それぞれの戦利品をおやつとして召し上がっていただきました。

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