伊東・ウェルケア伊豆高原 年頭のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
皆様には、健やかに新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。また、旧年中は格別のご愛顧、ご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、昨年は、春先から日本で新型コロナウイルス感染が拡大し、１年を通して、感染防止に注力せざるを得ませんでした。ウェルケア伊豆高原でも、国内の感染初期から、ご入居者の皆さまに外出を控えていただくようにお願いし、ご家族の皆さまに面会制限などをお願いいたしました。以前は、イベントにボランティアグループの方を招いてご鑑賞いただいたり、紫陽花や紅葉などの見学と喫茶を楽しんでいただいたりしていました。しかし、施設主催での外出ばかりか、ご入居者の方それぞれ個人の外出も大幅に減り、ご入居者の皆さまの楽しみが奪われてしまいました。そんな中、初冬になり、伊東駅近くの飲食店街でクラスターが発生しました。幸いなことに、当施設では、ご入居者の方々だけではなく、職員やその家族も含め感染者はおりません。現在のコロナ大禍の見通しは明るくありませんが、ご入居者の方々が楽しんで暮らしていただけるように、また、皆さまの心に寄り添い、安心して暮らしていただけるように、職員一同創意工夫してまいります。
また、昨年は、新しく５名の方がご入居されました。この１月にも、新たに１名の方がご入居される予定です。全３１居室のうち、空室は３居室となります。これは、Facebookやホームページを充実させたこと、地域コミュニティーの中で口コミで広められるようになったこと、生活相談員を増員したことによって入居相談が一層充実したことなど、昨年取り組んだことの成果だと思っています。今年も紹介センターなどからいただくご相談を入居に繋げ、満室を目指そうと思います。
今年は、この伊東市また八幡野の地域の一員として、地域交流を一層深めていこうと思います。ここで一緒に暮らしている多くの方々と、健やかで心安らぐ暮らしを分かち合っていけるように、地域のみなさまと一緒に考え、行動しようと思います。
これからも、ご入居者の方々に、ウェルケア伊豆高原をお家だと思っていただき、日々暮らしていただけるように、職員一同、努力してまいります。日々の暮らしの中で、お気づきになられたこと、ご意見やご要望など、いつでもお気軽にお聞かせいただければ幸いです。
結びに、皆さまと皆さまのご家族にとって、充実した幸せな一年となることをお祈り申し上げて、新年のご挨拶をさせていただきます。
施設長 葛城武典
